オークス
2020年05月21日
優駿牝馬2020枠順確定後見解!!
本日は5/24(日)に行われる優駿牝馬(オークス)G1の枠順確定後見解を書いていこうと思います!
第一印象としては、内枠に来たかった馬が外枠になり、内枠にはかなり密度濃く人気馬になりそうなところが固まったなという印象。
そしてだからこそ内以外で妙味が出る馬がいそうだなというところと包まれる危険を回避出来ない展開になったら危うい馬も出てくるのでは?と感じています。
なので今回は、枠順確定後の各馬の配置からの展開予想と共に傾向を見ながら最終見解を書いていきます!
ほとんどの馬が初めての距離ですし東京芝2400mというタフなコースに加えて、良馬場フルゲートでの対戦は初です。
今回のポイントは何点かありますが桜花賞のあの馬場での『反動』が出る馬と出ない馬がいるというところ。そして、あの馬場や風の前走で勝負付けが済んだと言えないところが例年の『堅い決着』を生まないかも知れないという部分は見逃せません。
ともあれ、不利有利なども踏まえて枠ごとに解説していきます!
1枠は3年連続で馬券に絡んでおり、過去10年でも複勝率の成績が1番いいですが、特徴的な傾向として上がり上位でなくても馬券になっているという点。
やはり内でロスなく運ぶ事が結果に繋がる証明になっていますが、敢えてポイントを上げるとすれば
4角5~6番手以内からしか馬券になっていないことから内に包まれて抜け出せれなければ凡走の可能性もあるという点。
今回別路線組で優勝候補の一角であるデゼルは過去2走後ろから差してくる脚質なだけに、このところ詰まり気味のレーン騎手の手腕が問われそうです。
とはいえ上がり最速が過去10年毎年馬券に絡んでいる事から軽視は当然できない一頭になりそうです。
クラヴァシュドールに関しては鞍上的にも枠を活かして先行で行くと思うので、4角の位置もバッチリ条件にあてはまる形になりそうです。
2枠には1番人気想定のデアリングタクトが入りましたね。この枠も成績は上位で、この馬の最大の武器である豪脚をどの位置から繰り出すか?だけが問題だと思います。
このオークスの条件は普通に走ればドンピシャなので過去10年で上がり最速を出した馬の勝率が70%というこの条件は、よほどの不利がない限り味方すると思います。
3枠にはG1馬ブラストワンピースの妹ホウオウピースフルと巻き返しに燃える良血場リアアメリアが入りました。なんと過去10年で連対0の枠となっており桜花賞の1~4枠だった馬の成績が著しく良くない点や前走G2から勝ち馬はいないという点もマイナス材料。
4枠は過去10年馬券になった馬が0なので割愛しますが、逃げて残った馬も一頭なのでスマイルカナには厳しいデータとなっており、前走OPからの参戦のウインマイティーの傾向も共に完全にハマって3着があるかも、といったところ。
5枠は複勝率もさることながら、そこまで人気していなくても来ている相性のいい枠となっておりミヤマザクラ、インターミッションともにオークスと相性のいい桜花賞組なので巻き返しに注意したいところ。主戦の福永騎手よりレシステンシアが回避した事で空いた武豊騎手を乗せてくるあたり、同オーナーのマカヒキのジャパンカップの時のような采配を彷彿させるので匂いますね。
6枠も過去10年馬券になった馬が0なのでデータとしては最悪なのですが、今回ココに入ったマジックキャッスルの桜花賞は完全に馬場適正の差での負けですし、末脚勝負になれば巻き返しは十分なのと、メンバー内唯一の東京2400m経験馬リリーピュアハートもゆりかもめ賞で勝ち切って適正を見せているだけに侮れません。
7枠は過去10年で全枠中1番馬券になった馬が多く、6連対なのも1番のデータ。ラヴズオンリーユーやアーモンドアイも7枠からの優勝となっており好相性。今回は伏兵っぽい3頭が入っていますが前走結果より初めて見せる適正が活きがちなレースなので一発はあるかも。
8枠は桜花賞の上位人気マルターズディオサとサンクティエール、別路線組からの有力ウインマリリンと全馬G3以上のレースで勝ち切っているので世代トップクラスは間違いないが、基本的に大外枠という事で不利になりやすいコースではあるので割引は否めないが、こういう時にこそ穴を開けるのがこの枠だったりする。
クラシック戦線では見逃せないのが血統ですが、個人的には言うほど重視はしていなく結果論の部分が大きいとさえ思っていますがディープ産駒の活躍はさすがに見逃せない。
展開としてはスマイルカナが順調にハナを奪えばスタミナを活かしてミドルペースくらいである程度縦長の展開になり、内枠馬を中心に外からもポジションを取って先行したい馬が上がっていって、向こう正面入るあたりでは隊列が確定。
フルゲートなのでごちゃついて前に抜け出てこれなくなることを懸念し早めに仕掛けるのは直線勝負だけだと自信のない馬。
そして差し追い込み有利な530mもある直線に賭けて、全力で脚を溜めてくる馬とのたたき合いになるので、否が応にもどのポジションで何番手で4角を回ってくるか、スタミナが持つのはどの馬か?のイメージが馬券にはかなり重要になってくるので全力でイメージして予想するのが鍵です。
今時点で注目点を簡単にまとめると
・過去10年単勝5倍以下9割馬券内
・桜花賞の外寄り枠だった馬の好走が目立つ
・逃げ馬の成績が著しく良くない
・桜花賞の外寄り枠だった馬の好走が目立つ
・逃げ馬の成績が著しく良くない
・ノーザンの当日2番人気以内複勝率100%
・前走桜花賞組が好成績でG2やG3は厳しい
・乗り替わりで勝ったのはジェンティルドンナのみ
・6番人気以下の好走がかなり少ない今回特に注目している◎は
今回は個人的にはかなり難解だと思っていますが、傾向的には何度も言いますが堅いのが目立ちます。
無理に荒れる事を想定するよりもある程度傾向と抑えるべきところを抑えて少点数で狙う方がいいとは思います。
ですが僕は荒れてナンボだと思っているので間違える可能性をギリギリまで探して配信しようと思います!
それでは、土曜日の傾向を見てからメルマガ配信します♬
hiroki1463 at 22:03|Permalink│Comments(0)